山田真哉 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
ゴリゴリゴリ・・・
コーヒーミルを挽くときの音。
ゴリゴリゴリッ・・ゴリリリ・・・
子供の頃、日曜の朝には必ず聞こえてきた音。
あの黒ーい良い匂いの飲み物は憧れの大人の飲み物だった。
あまりに憧れが強すぎて、中学生の時、初めてコーヒーを飲んだときからブラックで飲んでいた。
それがとてもかっこよく見えていたから。
今となってはコーヒーミルで挽くのが手間なので、休みの日やおいしいコーヒーが飲みたいときなどは外へ出てしまう。
が、あまりにも足しげく買いに行くため、家計を圧迫して困っている。
(どんだけ飲むねん・・・)
山田真哉 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』 身近な疑問から始める会計学
というわけで、今日もまたコーヒーを飲みながら本を読んでました。
今回はベストセラーにもなっている『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』。
この本、結構役に立つと思われ。
着ない服を捨てずに取っておくのは、商品の在庫を抱えるのと同じで場所代が係り不経済だ、個人の場合、いくら負債を抱えていても、すぐに支払うものでなければ気にする必要はない=ローンの繰上げ返済は急いでする必要はないなどなど。
割と身近なことが載っていてへ〜と思わず感心してしまった。
コーヒー代とかの食費に家計を圧迫されてる私としては(ああ、ちなみにものすごい大食漢なので、一回に食べる量は男の人とほぼ同じです)、耳のいたーい話だったのが、"フリー・キャッシュ・フロー"というもの。
※フリー・キャッシュ・フロー=自由になるお金がいくらあるのかを示す指標
年収が低くても、フリー・キャッシュ・フローがプラスであれば、実は金銭的には幸せな生活が送れていることになるのだそうだ。
うーん・・・。
私のフリー・キャッシュ・フロー、少ないような・・・。
コーヒーはやっぱり缶で我慢するべきなのか?
あー私の優雅な(?)朝を迎えていた幼少時代よ! 帰って来い!!
ちなみにその計算方法は・・・
毎月の収入 プラス__万円
毎月の最低限の生活費 マイナス__万円
毎月のローン・家賃 マイナス__万円
毎月の保険料 マイナス__万円
決められた毎月の貯蓄積み立て額 マイナス__万円
これらを全て足し引きした数字___万円がフリーキャッシュフロー
です。
たまには現実を見てみるのもどうですか・・・?