浅田次郎さんの貪欲さ


あいたたたたたた・・・・


どうも、朝一でプレゼンもどきしてきました。Chihhyです。

こんにちは。

プレゼンのやり方で、大学生の時と同じような反省をした自分が情けないです。

朝一で反省中です。



あいたたたたた・・・・


最近やりたいこと、やらなければならないことが山積みになって、手に負えなくなってきました。

あほほど本が読みたいし、"天才ですかっ!?"と聞かれるくらいピアノが上手く弾けたらなーとも思う。

デザインとか"さーすーがーChihhy!"と言われる日を夢見てるしね。


一番好きなことを選んで、ひたすらそれを全うする。

私みたいに欲張ってばかりでは中々結果が伴わないようですな。


とかなんとか、毎日を過ごす中で上手く言葉にしてしゃべれないことなんかを、こうしてブログにして消化したりしていたわけですが、いや世の中にはすごい人がいたもんだ。


レポート2


文章を書くことについて、浅田次郎さんが言うております。

何かひとつの志をまっとうしようと思ったら、人間休んでちゃいけないんだよ。休養というのは欧米流の人生のとらえ方で、俺はこの考え方には賛成できない。なぜかっていえば、人生はマラソンだから、走りつづけていることに意義がある。途中で歩いて、神経緩ませちゃダメなんだ。だから週休2日制なんて、もってのほか。7日のうちの2日間をグッタグタに休んだらね、どうしたって月曜日はボケてるよ。で、へたすりゃ月曜日になにも仕事ができなくて、火曜日にその週の仕事について会議するだろ。そうすると実際の仕事は水、木、金で終わり。しかも金曜日っていうのは翌日休みだから、浮かれててあまり仕事になんないわな。結局まともに仕事をしているのは2日間。これじゃあ、何かしようったって、できるわけないじゃないか。人間のからだは1日休めば、その休みを回復するのに3日かかる。だから陸上選手は絶対休まず毎日何かしら走るんだ。脳ミソだってそうさ。うだうだ休んでちゃいけないんだよ

と。


彼は睡眠時間2〜3時間の中、仕事をし、残りの時間を文章を用紙に書き写す、ということをしてきたんだそうです。

まさに貪欲、作家の見本のような人ですな。


寝ることに幸せを感じて、休みの度に寝続ける私はやっぱりどこか中途半端、ということになるでしょう・・・。

(そんなこといっても、寝ることはやめられませんが・・・)


しかしその貪欲さ、見習いたいものです。


ちなみに浅田次郎さんの『壬生義士伝』、歴史小説の苦手な人でも思わずはまり込んでしまうようなすばらしい本です。

司馬さんの『燃えよ剣』を読んだ後に浅田さんの本を読んだのですが、同じ新撰組の話でもこうも人間模様の描写が違うか〜、といった感じです。

書いた人が違うので当たり前といえば当たり前なんですが・・・。


司馬さんの本は歴史小説っぽい。


燃えよ剣(上) (新潮文庫)

燃えよ剣(上) (新潮文庫)


淡々と、でも時にあつく新撰組のことが描かれています。

私はこの本で、土方歳三の男気溢れつつも人間味のある人柄と、病弱に比してより際立つ剣豪ぶりが何ともいえない魅力を出している沖田総司が好きになりました。

小説ですから、事実はどうかわかりませんが、実際もそうであって欲しいなーと勝手に思っております。


浅田さんの本は、ドラマ仕立て。


壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)


新撰組入隊後、"人きり貫一"と呼ばれた吉村貫一郎の不器用なまでのまっすぐな人生観が・・・。

この話は号泣必死です。

この本を読んで浅田さんのファンになり、近所の本屋で彼のサインを見つけたときは鳥肌が立ちました。


本についてはこの辺にして、さてさて、まずは仕事をがんばりますか。

月曜から!(引用文参照。)張り切るぞ〜!!