Bang&Olufsen
ついこの間、事務所でジャケットのかっこいいCDを見つけたので何気なく聞いてみたらクラシックでした。
"Bang&Olufsen"としか書いてなかったし、お洒落具合からしてとてもクラシックには見えなかったから、王道モーツァルトが聞こえてきた時には本当にびっくりした。
モーツァルトっていう名前からして堅苦しくてあんまり好きじゃなかったけれど、よくよく聞いてみるととても素敵な曲が多かった。
どんな曲かというと・・・
う〜ん、
ティータイムに流れてきそうな感じの曲って言ったら分かりやすいかな?
ホテルのロビーで紅茶を頼んで、優雅なひと時を過ごしてるときにバックグラウンドとして流れていそうな曲です。
ついこのあいだ、「考える人」っていう季刊誌を買ったんだけど、"クラシック音楽と本さえあれば"とか言う特集で、北村薫さんや養老猛さん、恩田陸さんなどの作家さんが、普段聞いているクラシックを紹介している。
↑この本。何げにお洒落な写真が多く載ってる。
でもターゲットは多分年配の人(笑)。
その中でロングインタビューされていたのが、内田光子さんっていうピアニストなんだけど、この方いろーんなコンクールで賞をとりまくったスゴイ人らしい。
↑この人。演奏会を聞きに来た父親が帰りがけに「何であの人が我々の娘なんだろう」って母親に向かって言ったそうです。
その内田さんが1982年からロンドンでモーツァルトのピアノソナタ全曲連続演奏会を毎週火曜日に開いて話題になったんだそうだ。
何でも「ウチダの火曜日」って呼ばれてたらしい。
聞いてみたいやん?
ウチダの火曜日。
↑Balビルの8階にあるMORRIS CAFEにて。
ここのカフェ、見晴らしが良くて好き。でもチーズケーキ(左上)微妙だった・・・。
濃くもなく、あっさりもしていない。一言で感想を言うとまさに微妙。
コーヒー飲みながらうっとりとその雑誌を眺めつつ、フトあのCDを思い出した。
そういやMITSUKO UCHIDAって書いてあったような・・・。
で、帰ってからPCで調べてみたらやっぱりこのCDのうち何曲かはウチダさんの演奏によるものでした。
ラッキー!
知らず知らずのうちに聞いていたのね。ウチダの火曜日。
喜び勇んで、部屋でじっくり聞きながら寛いじゃいました。
なんだか贅沢な気分。
私にとってクラシックを聞きながら本を読む時間てとても贅沢な癒しの時間だと思う。
イライラしたり気分が安定しないときはクラシックを良く聞く。
いわゆるちょっとした音楽療法(←大げさ)かな?
普段から本を読むことは割と好きだし、この二つが重なったら贅沢でしょう。
何せ趣味と癒しの合体、最終形態ですから。