ツチケンモモコラーゲン
- 作者: さくらももこ,土屋賢二
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/08/19
- メディア: 文庫
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活字を読んで、腹を抱えて笑ったのはこの本が初めてだと思う。
東大卒の哲学者、現御茶ノ水女子大の教授である土屋賢二さんと、いわずと知れた有名人、まるちゃんことさくらももこさんが繰り広げる爆笑エッセイ『ツチケンモモコラーゲン』。
さくらさんは、漫画『ちびまるこちゃん』でおなじみなので、どんなキャラクターなのかは想像がつきますね〜。
では、土屋先生はどんな人なのか。
肩書きだけ見たらものすごく硬そうなイメージが湧きますが、この先生のキャラクター最高です。
文章中から受ける見た目のイメージは、”ひょろひょろ”。
この一言に尽きる。
それから性格のイメージは”悲観的、自虐的だけどユーモアがある”ですかね。
つまり”マイナスに考えていても自虐的なネタで笑わせてくれる、とてもユーモアのある人”という感じ。
■まるちゃんと土屋先生との会話パターン
まるちゃん:「私は〜です。」(自分はこう!という感じ。マイペース。)
土屋先生:「そうなんですか。私なんて〜なんです。」(ちょっと自虐的に)
まるちゃん:「それじゃあだめですよ。〜です。」(ここですかさず諭す)
土屋先生:「ああ、じゃあ〜ですね。」(仕舞いには言いくるめられる)
こんな感じ。
どっちが先生?
という疑問を持たずにはいられない。
あまりにも先生のキャラクターが気に入ったので、お茶の水大に入り、先生のゼミに入って講義を受け、就職活動の面接の時、面接官に「実は土屋先生のゼミで〜」という軽い自慢話をするところまで妄想をくり広げてました。
いいやん?どうせ入れないんだし。
ちょっと本当におもしろいから読んでみて!!