カレー万歳


茶褐色に照り輝くカレールー、大きめの具に、スプーンがスッと通る瞬間。

あれは本当に至福の一時だよね。


カレーはそもそもインド人の、日本人に置き換えて言えば味噌汁のような食べ物だったものを、植民地時代にイギリス人が少しアレンジして食べだした。

その後、明治時代に鹿鳴館おったてて洋化しまくった日本は、イギリスからカレーも仕入れたらしい。


日本の洋化政策万歳。

インド食文化万歳。

イギリス植民地政策万歳(?)。


一般に広まりだしたのは、昭和に入ってから。

具材が安く手に入るから、という理由かららしい。

カレーを究極の大衆食に認定する。 【BY Chihhy】

(BYて何だか響きが古いな。)


何でこんなカレー賛美をしているかというと、今日の夕飯メニューが、−−カレーも進化したよね−−カレーラーメンだったからです。


《日清 とろとろポークと大きめ野菜の欧風カレーラーメン



↑これこれ。カレーラーメン


これ画期的。

何がかというと、今までならカレーライスにしかついていなかったレトルトパウチがカレーラーメンについている!

ゴロゴロした大きめじゃがいも、にんじんと本当にとろとろポークが入っていた。

そこに単純に感動。

がんばるよね。日清。


味はまあ何てことない、中の上程度だけれども、それはカップラーメンにしたら高レベル。

逐一レトルトパウチを湯銭であっためにゃーならんのが面倒だが、まあ致し方ないであろう。

298円でそれなりのカレーが食べられるのだから。


ちなみにこのカレーラーメンは、"カレー協会 公認"のカレー好きから聞いたもの。

その人曰く、私はまだまだ"カレー協会" 自称のカレー好きらしい。

「私もまだまだ精進が足りんわ」としみじみ思いながらすするカレーラーメンも、また乙なものですよ。